2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧
冬の間は小さな粒状の姿だったが、最近の暖かさでようやく花の形に変化してきた「アセビ(馬酔木)」。白花に対してこの赤花を「ベニバナアセビ(紅花馬酔木)」とも呼ぶ。アセビには毒素のアセボトキシンやアセボチンがあり、馬がこれを食べると酔って脚が…
蓮生寺公園の「ミツマタ(三又・三椏)」がようやく開花。去年よりは1週間程度の遅れで、満開まではまだ2週間ほど必要。ミツマタはジンチョウゲ科ミツマタ属で、沈丁花が常緑性なのに対してこちらは落葉性。コウゾとともに言わずと知れた和紙の原料で、子…
23日に吹いた春一番は、去年より9日遅いとのこと。確かに今年は去年よりもずいぶん寒かったと実感できる。「ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)」も去年の今頃はそこそこの群生になっていたが、今年はまだわずかな開花。花の形はホトケノザとそっくりで、周…
午前中はまだ寒くて閉じていることが多いが、陽だまりで日差しを目いっぱい受けていた「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」。ゴマノハグサ科クワガタソウ属の二年草。花径は8~9ミリで雄蕊は2本。とても小さな花だが群生になるとなかなかの見もの。
名前の由来は諸説いろいろ。撫でたいほど可愛らしい “撫菜(なでな)” もその由来のひとつ。小さな花をポツポツと咲かせ始めた「ナズナ(薺)」。アブラナ科ナズナ属の二年草で春の七草に選ばれている。ここは道路脇の決して植物には良い環境ではないが、ナ…
日中の日差しは暖かく感じられるようになったが、夜の冷え込みはまだまだ厳しく、朝の道端では霜柱も観察できる。しかし野草たちは元気印そのもので、寒さをものともせずにグングン伸びている。先日見たときは、花弁が十分に開ききっていなかったが、今日は…
昨日は春一番が吹き荒れて気温はグングン上がったが、今日は一転して強烈な北風。冬将軍もまだまだ頑張っている。毎朝、新聞の花粉飛散予想を確認しているが、数日前から “やや多い” のマーク。恐る恐る「スギ(杉)」の花を確認してみると、まだ蕾で指先で…
道端の低木はモクセイ科レンギョウ属の「レンギョウ(連翹)」。春に黄色い花を溢れんばかりに咲かせて通行人を楽しませてくれる。良く見ると冬芽がたくさんできていて準備は万端。ユキヤナギと同じように、真冬の寒い時に花を咲かせて “斥候” の役目を担っ…
下向きの冬芽は「シダレヤナギ(枝垂れ柳)」。ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木。枝は柔らかく垂れ下がっているが、樹の腰に当たる部分の中心の幹は太くて逞しく決して “柳腰” ではない。柳の字を使った言葉に、身体がほっそりとして病気になりやすい弱々しい体…
桜の開花予想が、ウェザーニュースなどで示されているが、それによると東京は3月26~28日頃とのこと。気象庁では、2月の平均気温を分析して3月5日に発表するらしい。いずれにせよ開花はまだ1ヶ月以上も先のこと。 写真は「シダレザクラ(枝垂れ桜)…
冬空に黄褐色の実をたくさんぶら下げ、一見するとセンダンの樹にも見えるが、これはムクロジ科ムクロジ属の「ムクロジ(無患子)」。果皮にはサポニンを含んでおり、水に溶かすと泡を出すので、昔は石鹸代わりに使われていた。中にある硬い黒い種子は、正月…
こちらはカバノキ科クマシデ属の「イヌシデ(犬四手・犬垂・犬幣)」の冬芽。アカシデとよく似ているが、同定のポイントは若い枝のうぶ毛。但しこの毛はだんだん脱落していくので、秋の頃にはアカシデとの区別が難しくなる。
コナラやクヌギなどのブナ科の落葉樹とともに、武蔵野の雑木林に多い「アカシデ(赤四手・赤垂・赤幣)」。カバノキ科クマシデ属の落葉高木で、この芽出しの赤さや秋の紅葉から名付けられたのだろう。シデは注連縄(しめなわ)に使われる紙垂(しで)のこと…
冬空に枯れたチューリップのような姿を見せているのは「ユリノキ(百合の木)」の実。モクレン科ユリノキ属の落葉高木で、初夏に咲く花の形から「チューリーップノキ」の別名を持つ。ところがこの花は概して高い位置にあり、花の時期には半纏形の大きな葉に…
春の赤い花と秋の紅葉が印象的だが、冬芽もやはり赤い「ハナノキ(花の木)」。カエデ科の樹の花は目立たないものが多いが、その中では鮮やかな花をつけるので、別名は「ハナカエデ(花楓)」。梅や桜などのように、決して派手な花ではないが、 “花の木” と…
箒を逆さにしたような樹形は、ニレ科ケヤキ属の「ケヤキ(欅)」。落葉樹は冬の間にその樹形をしっかりと確認することができる。樹形を見ながら、樹の名前を当てていくのも植物観察の楽しみ。ケヤキはその樹形の美しさや巨木になることから、各地のシンボル…
先週の蕾の様子から、今日こそは開花かと期待して訪れてみたが、まだ少し早かった「サンシュユ(山茱萸)」。ミズキ科サンシュユ属の落葉小高木で、早春に樹いっぱいに黄色い花を咲かせるので、別名は「ハルコガネバナ(春黄金花)」。ところが、秋には真っ…
今日は2回目となった東京マラソンの日。去年の悪天候に比べて今年は快晴でランナー達は気持ち良く走れることだろう。最近はウォーキングに加えて、時々ジムのランニングマシンに乗ることもあるが、せいぜい20~30分のジョギングがやっとで、持久走は若…
節分はとうに過ぎてしまっているが、週末に降雪が2週続いたおかげでずいぶん待たされた開花。「セツブンソウ(節分草)」はキンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。キンポウゲ科の特徴で、花弁のように見えるのは萼片。花弁は退化して黄色い蜜腺に変化し、雄…
先日読んだ本に “料峭(りょうしょう)” という難しい言葉があったが、これは、春風がまだうすら寒く感じられるさま。その料峭たる春風に、芽ぶきの準備万端の「クマシデ(熊幣・熊四手)」。カバノキ科クマシデ属の落葉高木。丸々と太った果穂をぶら下げる…
ニュータウン通りの斜面にあるクスノキ科クロモジ属の「ダンコウバイ(壇香梅)」。先端の冬芽は葉芽で、下の丸いのが花芽。雌雄異株だが、はたしてこれはどちらだろう。植物観察を始めてからこの界隈で見つけたダンコウバイは3ヶ所。そのうち1本は、昨年…
雑木林の中で枯れた実をダラリとぶら下げているのは「リョウブ(令法)」。リョウブ科リョウブ属の落葉高木で、日本では一科一属一種の独り者。リョウブの樹皮は表皮が剥げると、サルスベリやシャラノキと同じように、スベスベの肌触り。この実がなければ、…
葉の一部だけ “草もみじ” の状態になっていた「アメリカフウロ(亜米利加風露)」のロゼット。フウロソウ科フウロソウ属で北米原産の帰化植物。ふだんは気にもせず歩いているが、気をつけて見ると道端でいろいろなロゼットを見つけることができる。
雪が積もっても、少々踏まれても何のその。冬の間は背を低くしてじっと春を待つ「オニノゲシ(鬼野罌粟)」のロゼット(rosette)。葉を放射状に広げ、中心の芽から葉や茎を次々に生じさせる様子がバラ(rose)の花を連想させる。オニノゲシの葉先にはノゲシ…
去年の記録的な暖冬に比べ、今年の冷え込みはかなり厳しい。今日も各地でこの冬一番の寒さ。春の野草たちもなかなか顔を見せてくれないが、陽だまりの中でようやく見つけた「ホトケノザ(仏の座)」。シソ科オドリコソウ属の二年草で、別名は「サンガイソウ…
スイカズラ科タニウツギ属の「ハコネウツギ(箱根空木)」。冬の雑木林ではよく見かける姿で、ユキノシタ科のウツギの丸い実に比べるとずいぶん細長い。同じ仲間にニシキウツギがあり、微妙に違う花の形で区別できるが、この時期では区別は極めて困難。若い…
直径5~6ミリのタコの赤ちゃんか火星人が逆立ちしたような姿は「ウツギ(空木)」の果実。ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木で、初夏に咲く白い花は、 “匂うような” 鮮やかさになる。
秋の鮮やかな紅葉のあとは鳴りを潜めていたが、気がつくと赤い冬芽をグングン伸ばしていた「ドウダンツツジ(満天星躑躅)」。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。初夏に咲く白い花は下向きにぶら下がるが、受粉後は柄が次第に立ち上がり上を向き、秋に5…
キク科フキ属の「ニオイカントウ(匂款冬)」。 “款冬” はフキ(蕗)の意味だが、花にバニラのような芳香があるので、この名前がある。これは東京薬科大の道端のもの。フキノトウはまだ姿が見えない。
先週に続いてまた週末の大雪。昨日の夕方から降り始めた雪は、一晩で約5~6センチ積もって公園の芝生広場は一夜でスキー場。朝早くから子供達が元気にそり遊びを楽しんでいる。東京の今月の降雪はこれで5回目。週末のたびに雪かきを強いられ、腕の筋肉が…