2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
毎年見ている花だが、やはりその姿を見るまでは、 『今年もちゃんと咲いてくれるだろうか?』 と心配になる。「キンラン(金蘭)」は、ラン科キンラン属の多年草で、絶滅危惧類として環境省レッドリストにあげられている。この花はラン菌などさまざまな要素…
松木日向緑地を下ってきたところに咲いていた「イチハツ(一初・一八・鳶尾・逸初)」。アヤメ科アヤメ属の多年草で、アヤメ科の中で一番初めに咲くことから “一初” の名がついている。ところが実際にはシャガのほうが早く咲いている。花はアヤメに似ている…
これも、昨年、南大沢にお住まいのブロガーの方に、その存在を教えていただき、今年、初めて見ることができた「ワダソウ(和田草)」。ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草で、花径はわずか1センチほどの小さな花。咲き始めの雄蕊の葯は紫色だが、花粉を出し…
今日の東京は25℃を超えて、今年初めての夏日。ところが節電のため会社でも冷房は無し。電力は今のところ余裕はあるが、今から冷房を使っていては、真夏の電力ピーク時には対処できない。クールビズも前倒しで5月1日からスタートすることだし、少しずつ暑…
数年前に蓮生寺公園に咲いていたのを見たのを最後に、数年間お目に掛かっていなかったが、先日、当地区のブロガーの方に情報をいただいたお陰で、ようやく再会することができた。「ヒトリシズカ(一人静)」はセンリョウ科センリョウ(チャラン)属の多年草…
首都大学キャンパスの藪に咲いている「クサイチゴ(草苺)」。バラ科キイチゴ属で、 “草” の名を付けられているが、分類は落葉小低木。6月頃に赤熟する果実はかすかな甘みがあって食べられる。決して “臭いイチゴ” ではない。
下柚木小学校横の歩道で見つけた「ニガイチゴ(苦苺)」。バラ科キイチゴ属の落葉小低木で、6月頃に小さい赤い実をつける。その名前から食べるのを敬遠しそうだが、果肉の味はまずまず。しかし核が苦いのでこの名を付けられてしまった。5枚の花弁は細くシ…
鑓水の小泉家屋敷前で見つけた「シロバナタンポポ(白花蒲公英)」。西日本では普通に見られるようだが、関東では白花は珍しい。小泉家屋敷は東京都指定有形民俗文化財で、明治11年に再建されたもの。ここ多摩丘陵地域の典型的な民家建築で、当時の生活様…
東京薬科大自然観察路の「ミヤマカタバミ(深山片喰)」。カタバミ科カタバミ属の多年草で、道端でよく見掛けるカタバミに比べると、花径は3~4センチとかなり大きめ。残念ながら葉の裏を確認できなかったが、ミヤマカタバミは細かい毛が密生している。こ…
バラ科キジムシロ属の「ミツバツチグリ(三葉土栗)」。萼片は花弁よりもかなり小さめで、ヘビイチゴと見比べるとわかり易いが、雌蕊が小さい。葉は3小葉だが、同じ仲間のキジムシロは、奇数羽状複葉になる。
ヘビイチゴに比べると、3小葉がかなり大きめの「ヤブヘビイチゴ(藪蛇苺)」。バラ科ヘビイチゴ属の多年草で、この属はヘビイチゴとヤブヘビイチゴの2種類だけ。果実の大きさもヤブヘビイチゴのほうがかなり大きくなるので、その頃にまた比べてみよう。
蛇が這っていそうな地面に広がっている「ヘビイチゴ(蛇苺)」。バラ科ヘビイチゴ属の多年草で、花後に赤い偽果を作る。果実に毒は無いがぜんぜん美味しくない。人が食べず蛇が食べるからとか、蛇が出そうな場所に生育するとか、名の由来はいろいろ。花径は…
今朝の読売新聞のコラムに、作家の山口瞳さんが、かつて 『スーちゃんを妻に、ランちゃんを恋人に、ミキちゃんを秘書にしたい。』 と語っていた、とあった。不謹慎ではあるが私も同じように思っていたキャンディーズファンの一人。昭和48年に、あの 『8時…
蓮生寺公園の山道を登ったところにある「ナツグミ(夏茱萸)」。グミ科グミ属の落葉小高木で、夏に赤い実ができるためこの名前が付けられている。同じグミ属のナワシログミは常緑だが、このナツグミやアキグミは落葉する。さて、漢字の “茱萸” は、 “グミ” …
蓮生寺公園の沼地の奥に咲く「ミツガシワ(三槲)」。ここに辿り着くには、藪をかき分け、沼にズック靴を沈ませないように進まなければならない。沼の端は、そこに長く立っていると、だんだん沈んでしまうような場所。ズボンの泥はあとでカミサンにしどろも…
下柚木の道端で咲き始めた「クサノオウ(瘡の王・草の黄)」。ケシ科クサノオウ属の越年草で、全草にアルカロイドの成分がある毒草。茎を折ると中から黄色の乳液が出てくるので、確かに毒々しい。さて “ルパン” と聞くと、今の若い世代は 『ルパン3世』 だ…
大栗川沿いの大石やかた公園に咲く「ヒメリンゴ(姫林檎)」。バラ科リンゴ属の落葉小高木で、その果実は酸味が強く食用にならないので、別名は「イヌリンゴ(犬林檎)」。樹形が良く、花が綺麗なので公園樹や庭木などで観賞用に利用されることが多い。蕾や…
蓮生寺公園の山道を登ったところにある「ユスラウメ(桜桃・梅桃・山桜桃)」。バラ科サクラ属の落葉低木で中国原産。初夏に赤い実が熟し、甘酸っぱくて美味しいとのことだが、まだその実を見たことがない。今年は何とか味わってみたい。
今日は二十四節気の “穀雨”。 田畑の準備が整い、蒔いた種が春の雨で潤う頃のことを言う。原発事故で避難を余儀なくされている農家の方々には、穀雨が無念の雨となり、その悔しさは計り知れない。一日も早く田畑の準備ができるように祈っている。 さて写真は…
サトイモ科ミズバショウ属の「ミズバショウ(水芭蕉)」。白く見える部分は仏炎苞で、花はゴツゴツした棒状の部分。ミズバショウの名前の由来になっているのは、バナナの仲間で、高さが5メートルにもなるバショウ科のバショウ(芭蕉)。さてミズバショウと…
上柚木3丁目のバス停 『学園二番街入口』 前の、斜面の草むらに顔を見せている「フデリンドウ(筆竜胆)」。リンドウ科リンドウ属の二年草で、背丈は5センチほど。枯れ草の中でなかなか目立たないが、ひとつ見つかると、目が慣れてあちらこちらに見えてく…
ニレ科ケヤキ属の「ケヤキ(欅)」。高木の割には花がとても小さくて気づかないことが多い。この時期に欅並木の下を通ると、粉雪のようにパラパラと小さな花が落ちてくるのでようやく開花に気づかされる。ケヤキは雌雄同株で、雌花は雄花よりも枝の先端に付…
せっかく撮った花は何とか記事にしてあげようと思うが、毎年同じ写真に同じ文章では芸が無い。そこでその時の出来事やその花の薀蓄などを書くのだが、その薀蓄もすぐに底をついて、結局撮った写真がボツになることがしばしば。このブログでは記事のあとに “…
メタセコイアの次は「ラウウショウ(落羽松)」の雌花。球体の直径は5ミリ程度で、触るとまだ柔らかい。ラクウショウの雄花序のほうは、今年は確認できなかったので、それは来年の宿題にしておこう。ラクウショウの花の写真は手持ちの図鑑には載っていない…
春は華やかな花木や野草の花の観察が楽しいが、植物記としてはこの時期に珍しい花も観察しておこう。早春に雄花序を見たので今度は雌花の確認。「メタセコイア」は高木で、秋の球果はいつも高いところにしか無いため、花の位置も高い。ところが偶然少し低い…
道端の小石の隙間から顔を見せている「ヒメスミレ(姫菫)」。色は濃紫色でスミレと良く似ており、スミレのように側弁に毛があるが、葉柄には翼が無い。 “姫” の名は、スミレよりもずいぶん小さいので付けられている。もう少し土のあるところに生えてくれば…
花の色が変化に富んでいることから、有明の空の色に喩えられている「アリアケスミレ(有明菫)」。写真はやや白っぽい花だが、中には紫色がもっと濃いタイプもあるようだ。良く似た花にシロスミレがあるが、これは高地に生育するのでこの界隈では見られない…
柳沢の池公園で満開になった「シダレザクラ(枝垂桜)」。エドヒガン系の園芸品種で、枝が柔らかく枝垂れて咲く。この公園はそれほど大きくはないが、ソメイヨシノやヤマザクラなどの大きな桜もあり、何組かの家族連れが芝生で花見を楽しんでいた。
東京薬科大の水辺に群生する「ヒメリュウキンカ(姫立金花)」。キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草でヨーロッパ原産の園芸種。花被片の外側は緑色を帯び、内側の花被片は輝くような艶があり、花が光っているように見える。
モクレン科モクレン属の「ベニコブシ(紅辛夷)」。シデコブシの変種で、「ヒメシデコブシ(姫四手辛夷)」の別名がある。花被片は細長い披針形で12~18枚程度あり、薄く紅を差している。