2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
日当たりの良い草むらで他の植物に絡みついている「ヤブマメ(藪豆)」。マメ科ヤブマメ属のつる性一年草で、花の長さは2センチほど。ヤブマメには花が開かない閉鎖花があり、それも地下にできて結実するというので興味深い。地下の実は地上でできる実より…
薮の中の小さな紫色は「ツルマメ(蔓豆)」。マメ科ダイズ属の一年草で花の大きさは7~8ミリ。ツルマメはダイズの原種と考えてられているので、サヤを茹でれば枝豆になるかもしれない。しかし皿いっぱいの枝豆にするには、花の数が少なすぎる。
『~ひい、ふう、みい~なな、やあ・・、おやじ、今なんどきだい?』 『へい、四つで』 『いつ、むう、なな~』 ご存知、古典落語の “時そば” で、金を余計に払うというオチ。まあ本当に上手い蕎麦なら、余計に電車賃を払ってでも食べに行きたい。ところで上…
オミナエシ科オミナエシ属の「オミナエシ(女郎花)」。秋の七草として誰でも聞いたことがある名前だが、 “女郎” の語源ははっきりしないようだ。由来はともかく、あまり適切な字とは思えない。さて花の背丈は1メートルにもなり、上部で散房花序を出す。花…
長池公園の湿地に咲く「ミゾソバ(溝蕎麦)」。タデ科タデ属の多年草で、別名は「ウシノヒタイ(牛の額)」。葉の形が牛の顔に見えるためだが、私にはこれが狐の笑顔にも見える。葉や実が同じタデ科のソバに似ているが食用にはならないようだ。 “信州信濃の…
花はわずか3~4ミリの目立たない花だが、そのサヤを見ればすぐわかる。これはマメ科ヌスビトハギ属の「ヌスビトハギ(盗人萩)」。花はアレチヌスビトハギに比べてずいぶん小さい。またアレチヌスビトハギのサヤは5~6個の節果だが、ヌスビトハギの節果…
首都大学キャンパスの薮に蔓延っている「アカネ(茜)」。アカネ科アカネ属のつる性多年草。細かなトゲがある茎は、元気よく伸びて他の植物に覆いかぶさっている。花径はわずか3~4ミリほどで、花弁は5裂しやや反り返る。アカネの花は白いが、 “茜色” と…
道端で雑草のように生えている「ヨモギ(蓬)」。キク科ヨモギ属の多年草で、別名は「モチグサ(餅草)」。蓬団子や蓬餅になるのはお馴染だが、この葉を乾燥させて、お灸のもぐさ(艾)として使われるのも忘れてはいけない。しかし役に立つばかりではなく、…
ハギの仲間は木本類や草本類とさまざまだが、これは 『吾輩は木である!』 と明確に主張している「キハギ(木萩)」。マメ科ハギ属の中で最も木らしいということらしい。これは首都大学の雑木林のものだが、確かに普通のハギよりは、幹がしっかりしている。
秋になるとマメ科の花がいろいろ咲き始める。これはハギ属の「メドハギ(筮萩)」。難しい字だが、これはその昔、メドハギの茎を占いの “筮竹(ぜいちく)” に使っていたことによるが、この“筮” という難しい字を “メドギ” と読む。背丈は大きいのは1メート…
松木中学校横の薮に絡まっている「アオツヅラフジ(青葛藤)」。ツヅラフジ科アオツヅラフジ属のつる性落葉木本で雌雄異株。雄花はあちらこちらで見つけていたが、これはようやく見つけた雌花。子房は6つに区切られていて、すべて受粉すると6個の果実がで…
首都大学キャンパスで見つけた「ツルボ(蔓穂)」。そろそろ咲く頃だと思って楽しみしていたが、いきなり満開の株を見つけてビックリ。ツルボはユリ科ツルボ属の多年草で、その姿から「サンダイガサ(参内傘)」という由緒ある別名を持っている。ユリ科の特…
日当たりの良い野原で群生している「シマスズメノヒエ(島雀の稗)」。緑色の花序に暗紫色の葯がやたらに目立つ。イネ科スズメノヒエ属の多年草で、北米原産の帰化植物。在来種のスズメノヒエは、葯が黄色っぽいので区別しやすい。花に注目してみると、鳴子…
鮮やかな黄色の花は「キクイモ(菊芋)」。キク科ヒマワリ属の多年草で、北米原産の帰化植物。地中の塊茎を食用や肥料にするために持ち込まれたが、その後野生化して、あちらこちらの野山や空き地などで見られる。花は大きな舌状花に囲まれ、中央に多数の筒…
言わずと知れた秋の七草の「フジバカマ(藤袴)」。キク科ヒヨドリバナ属(フジバカマ属)の多年草で、昔はポピュラーな花だったのだろうが、最近ではあまり見かけない。良く似た花にヒヨドリバナがあるが、フジバカマの葉が3裂することで見分けられる。頭…
シソ科の花だというのはわかるが、健忘症のせいで名前がすぐに思い浮かばない。カメラに納めてからしばらく歩いたところで思い出した「イヌゴマ(犬胡麻)」。シソ科イヌゴマ属の多年草で、草の姿が、根を食用にするチョロギ(丁呂木・長老喜)に似ているが…
雑木林のあちらこちらで白い花が咲き始めた「ヌルデ(白膠木・塗手)」。ウルシ科ウルシ属の落葉高木。幹を傷つけて出てくる白い汁を塗り物にしたのが名の由来。写真ではわかりにくいが、葉の軸に翼があるので、雑木林で他の樹と区別しやすい。晩秋になると…
明るい雑木林の山道脇に咲き始めた「アレチヌスビトハギ(荒地盗人萩)」。マメ科ヌスビトハギ属の多年草で、北米原産の帰化植物。花は清楚な感じで秋に良く似合うが、果実が厄介者の “ひっつき虫” でこれからの山野散策はしばらく気をつけなければならない
長池公園第一デッキの水辺で見つけた「オモダカ(面高)」。オモダカ科オモダカ属の多年草で、田んぼや沼地などの湿地を好む。葉が形が違うヘラオモダカやサジオモダカがあるが、このオモダカの葉は、基部が2つに裂けた矢じり形。この葉身が人の顔に見える…
オミナエシより強く見えるということでつけられた名前が「オトコエシ(男郎花)」。オミナエシ科オミナエシ属の多年草で、山野に多く見られる。小さな花の直径は4ミリ程度で5裂しており、全体として散房花序になっている。オミナエシを “女郎花” と書くの…
蓮生寺公園の水辺近くに毎年生えてくる「ベニバナサワギキョウ(紅花沢桔梗)」。キキョウ科ミゾカクシ属の多年草で北アメリカ原産。園芸品種として「シュッコンロベリア(宿根ろべりあ)」の名前で流通してる。ここはヨシが生い茂る沼地の脇で、誰かが手入…
散歩道の脇で風に揺られている「キバナコスモス(黄花秋桜)」。キク科コスモス属の一年草で熱帯アメリカ原産。日本には大正時代に渡来し、黄色、橙色、赤色といろいろな種類が栽培されているが、今では各地で野生化している。コスモスよりは小型で、葉の切…
長池公園の土手では「ススキ(薄・芒)」が開花。イネ科ススキ属の多年草で、鳴子のようにぶら下がっているのが、雄蕊の葯。そして毛の中に見える紫色のブラシのようなものが、雌蕊の柱頭。さて明日は旧暦8月15日で中秋の名月。残念ながら我が家では団子…
蓮生寺公園の道端で踏みつけそうになった小さな花。これはアカネ科フタバムグラ属の「ハシカグサ(麻疹草)」。花径は3ミリほどの筒状で先端は4裂している。葉が赤褐色に変化するさまが、はしかの発疹の症状に似ているとのことだが、その状態は確認できて…
多摩ニュータウン通り沿いの大型中華料理店の駐車場に蔓延っていた「ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)」。ひねくれた顔つきなので、一度見たら忘れない。マメ科ササゲ属のつる性一年草。アズキはこのヤブツルアズキを改良したものとも言われているが、反対にアズ…
数年前に “七草探し” を楽しんだが、やはりこの時期になると、きちんと見ておかないと落ち着かない。これは蓮生寺公園の薮に蔓延っている「クズ(葛)」。マメ科クズ属の多年草で、花にはさわやかな香気がある。雑木林を歩いていると、足もとに赤紫色の花が…
去年、小さな鉢植えで買ってきたものを、花後に地植えして開花を心待ちにしていた「サギソウ(鷺草)」。ラン科ミズトンボ属(サギソウ属)の多年草で、まさに名前の通りの姿の花。花弁は羽を大きく広げたような唇弁1枚と尾翼のような側花弁2枚の計3枚。…
蓮生寺公園からせせらぎ緑道に向かう道端で見つけた「サネカズラ(実葛)」。マツブサ科サネカズラ属の常緑のつる性植物。雌雄異株でこれは雌花。雄花の花床が赤いのに比べて雌花の花床は薄緑色。これが結実すると真っ赤な球体の果実になる。
蓮生寺公園を歩いていると崖の上にポニョならぬ丸い物体がいくつも見える。7~8メートルもある石垣を登るわけにもいかないので、大きく回り込んで藪をかき分けクモの巣に激突しながら辿り着いてみると、それは「ウド(独活)」の花。ウコギ科タラノメ属の…
マツブサ科サネカズラ属の「サネカズラ(実葛)」。この茎を煮出して整髪料を作ったことから、別名に「ビナンカズラ(美男葛)」という洒落た名前を持っている。最近は “整髪” よりも “育毛” のほうが、自分としては有り難い。サネカズラは雌雄異株で、写真…